映画『This is I』を観て感じた、メイクがくれる「自分らしく生きる」勇気

先日、Netflixで話題の映画『This is I』を視聴しました!
はるな愛さんの波乱万丈な人生を描いた作品ですが、ヘアメイクの仕事に携わる人間として、深く心を揺さぶられる一作でした。

ネタばれ無しで感想を綴ります。

時代と共に変わる「言葉」と「価値観」

2026年の今、「ニューハーフ」という言葉の響きにどこか違和感を覚えるほど、私たちの価値観はアップデートされています。
劇中で描かれる学生時代の「性別の自認」に対する葛藤や、壮絶ないじめ。
性転換手術に対する当時の世間の厳しい視線は衝撃的でした。
「多様性」が叫ばれる現代では信じられないような偏見の数々に、胸が締め付けられる思いでした。

主演の望月春希さんの演技も圧巻で、物語の後半では本物のはるな愛さんが憑依したかのような錯覚に陥るほど。
ハロプロファンの私としては、松浦亜弥ちゃんの楽曲が流れるシーンも胸熱ポイントでした!
あややは私の同年代のスーパーアイドル。劇中で愛が松田聖子ちゃんに強く憧れる気持ちにも共感しました。

プロヘアメイクの視点。細部に宿る「時代メイク」の魔法

何より職業柄、目が釘付けになったのは「メイクの再現度」です。
80年代、90年代、00年代…。劇中では愛の成長と共に、その時代の空気感が見事に表現されていました。

  • アイシャドウの質感と色の乗せ方

  • 眉毛の太さ、角度、絶妙なカラーリング

  • 肌のツヤ感のコントロール

「ただ似せる」だけでなく、その時代を生きる彼女の心情までがメイクに投影されているようで、担当したメイクチームのプロフェッショナルな仕事には尊敬の念しかありません。
特に、彼女がニューハーフとして生きる覚悟を決めてからメイクが徐々に上達し、どんどん可愛くなっていく過程。この細かい表現には本当に驚かされました。

メイクは「自分らしく生きる」ためのツール

時代が変われば、メイクも変わります。
愛が学生時代に隠し持っていた一本の口紅。それは彼女の「女」への憧れの象徴でした。
いつの時代もメイクには「なりたい自分に近づくための勇気」をくれる力があるのだと再認識しました。

「nail&make Yucca」でも、流行を追うだけでなく、お客様お一人おひとりのストーリーに寄り添ったメイクをご提案していきたいと、改めて強く感じた作品でした。

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